2年生になって
目次
お久しぶりです。ニチです。久しぶりの投稿となります。
実は私は今HANUテストというものを受けて飛び級の合格点を取ることができたの今年の2月から2年生のクラスで勉強しています。
今回はハノイ大学の飛び級制度と2年生の学習内容についてのブログです。
1. ハノイ大学の飛び級制度
ハノイ大学には飛び級制度があり独自のテスト(Hanuテスト)を受けてB2以上を取ることができれば2年生に飛び級することができます。
その分ハノイ大学での学習時間が減ってしまいますが自分のレベルに合わせて学習したい人にはおすすめです。
各級
A1
A2
B1
B2 2年生への飛び級可能レベル
C1 ハノイ大学卒業条件
C2 (3年生への飛び級可能レベル)※この情報は確定していなく友達から聞いた情報です
(メリット)
- 学費が1年分安くなる
- 自分のレベルに合って学習できる
(デメリット)
- 飛び級した1年間の授業はやらないのでついていけなくなる可能性がある。
2. Hanuテストについて
Hanuテストはハノイ大学の独自の試験で現時点でのあなたのベトナム語レベルを測ることができます。テストは各級同じ問題で問題の正答数によってA1 ~ C2まで評価されます。試験は4技能 (Đọc 読む, Nghe 聞く, Viết 書く, Nói 話す )あります。
正規の学生(Sinh viên chính quy)は卒業条件にC1レベルの取得があります。
この試験の有効期限は結果発表後2年間と決まっています。
※試験内容は毎年異なる可能性があります。参考程度にご覧ください
問題の内容
各試験制限時間は50分です。
Đọc 読む
読む問題は全て読解問題で大問が6つあります。一番初めのレベルは語彙や文法のレベルは初級レベルで簡単なのですが最後の方になると難しい語彙や文法が出て来ます。問題数が多いので読む速度が重要です。早く読まないと最後まで間に合いません。
Nghe 聞く
聞く問題は初めは日常会話の簡単な文章ですがだんだん難しくなっていき最後の問題はニュースの抜粋問題です。ニュースを聞いてそれに当てはまる答えを選びます。
Viết 書く
書く問題は合計で3問あり1問目はCDを聞いて当てはまる言葉を書く問題で、2問目は手紙を書く問題、3問目は現代の社会問題について書く問題です。私は「2025年にハノイ市はバイクの流入を削減する」というタイトルで賛成か反対かについて書きました。
Nói 話す
話す問題は1人ずつ別室に入って先生2人と生徒1人で会話する形式です。1問目はベトナムの観光地について知っているか、行ったことがあるかなどを聞かれます。わからなければ正直にわからないと答えで大丈夫です。2問目は人を説得する問題です。3問目は現代の社会問題について自分の意見を述べたり、先生に反論したりする問題です。
3. 試験後について
試験後約1ヶ月ほどで結果が出ます。結果が出で飛び級の条件(B2以上)を達成したらベトナム語学部の事務所(C棟3階)へ行き飛び級の申請書をもらい情報を記入しましょう。記入後再度事務所へ行き先生へ渡し承認されると次の学期から2年生のクラスで勉強することになります。
私は提出後12月末から2年生の授業を受けて良いと先生から連絡があったので12月末から2年生の教室で勉強し、1年生の期末試験、2年生の中間試験、2年生のパワーポイント発表全てをしなければならなく大変でした。
2年生と正式に認められるのは次の学期からです。
4. 2年生の学習内容
- 2 〜 3月: ベトナム語C(読解、文法、熟語)
- 3 〜 4月: 読解、聴解中心の問題
- 5月 〜 6月: 読解、ニュース、熟語
- 2月 〜 5月: 専門科目(Tiếng Việt du lịch: ベトナム語旅行)
試験は1ヶ月に1回ある程度でパワーポイントはベトナム語旅行を合わせて4回ありました。
最後に…
ベトナム語をある程度学習してハノイ大学に来た人にとって1年生の授業は簡単です。ベトナム語を効率的に上達させたいなら2年生に飛び級することをお勧めします。